コラム,  恋バナ

厚かましいオンナ①〜H子の話〜

知人H子の話をしたい。

加藤夏希似の美人アラフォーである。

彼女がまだアラサーの頃の昔話…………。

彼女の家庭は父が上場企業の役員を勤めており関西でもお金持ちが居住するエリアに一戸建てを構えている。

母は物心つく前に離婚しており祖母に育てられた。父は多忙で不仲であるが、戸建て以外にもマンションを有しており彼女は社会人になるとそこで暮らし始める。

彼女は第一印象はきちんとしているのであるが、非常に わがままかつ自分勝手なオンナである。

例えば彼氏。

最初はともかく、気心がしれてくると、自分が多忙なときは連絡を返さない。

しかし夜中であろうがなんであろうが自分の電話には出てほしい。

デートでお金は出したくない。

デートで送迎してほしい。

バブル時代のようなオンナなのだ。

彼女は職場不倫をしていた。

この話はまた次回行うが、別れた後知り合った現在の旦那(もちろん不倫とはいってない)と、この不倫上司を会わせる面の皮の厚さであり、結婚式はこの不倫上司に掛け合い、割引させるほどである。

ま、不倫上司であるのでそれくらいは罪滅ぼしとしてよかろう。

問題はこの結婚式のあとでおきた。

旦那は地元の長年続く小売店の次男坊。

跡取りではないが専務だか常務だかなんしか役員であり、老舗であるため収入もたかい。

つまり金持ちに嫁いだのである。

それくらいならなんとも普通の「めでたしめでたし〜〜◎」であるが、彼女の厚かましさは金持ちに嫁いでいても発揮された。